イタリア中部、アブルッツォ州の州都であるラクイラは、ご存知かもしれないが、だいたい標高700メートルに位置している。

そのために、位置の割に涼しく（アブルッツォ州は全体的にそうだが）気候が冷涼である。

さて、本題に入ろう。

もしかしたら「被災地にお金を落としたい」という理由で、ラクイラを旅行する方がいるかもしれない（というより、私の願いとしてはこの「ラクイラ愛好会」の発信を通して、一人でも多くの方がラクイラという街が「被災地」だけではないことを、そして、とても素敵な街であることを知ってもらえたら、何よりの喜びである。）

そこで、私はFacebookを通して知り合った、ラクイラ在住者に聞いた。

彼女は、生まれた場所がそこであり、生粋のラクイラ人（aquilani）である。

「12月から2月まで、ここでは雪が降ります。ですが、3月でもたまに雪が降ることがありますし、11月でもあります。」

とのことでした。

日本で言うなら、日本海側といったところでしょうか。

ちなみに11月になると最低気温が0度程度になります。

冬のラクイラは本当に綺麗です。

蛇足になりますが、昨年末に街のシンボルであるコッレマッジョ大聖堂が修復完了したこともあり、ラクイラを訪れるのは最高の機会です！