死者は207人に、イルピニア地震(1980年)がイタリアの地震において戦後最悪の被害だったが、ラクイラ地震は戦後2番目に被害を出した震災となった
イタリア政府は救助隊を追加派遣
国連「古い建物の耐震対策が不十分」
体が大きく揺れるような地震が、1時間に3回は起きている
ラクイラ中心部の総合病院であるサンサルバトーレ病院は、地震により大きな被害を受けた
余震でこれ以上倒壊してしまう恐れがあるため、屋外の駐車場を臨時の手術室にしている
駐車場に設置された仮設テントで、200人近い医師や看護師が治療に当たっている
余震が続いていて、揺れるたびに病院内に緊張が走る
重体の患者は6日(※出葉による注釈: 震災当日)のうちに近隣の被害の少なかった病院に移された
被災による精神的なショックを受けた患者も多い