マグニチュードは6.2

生存率が急激に下がるといわれる「発災から72時間」が迫りつつある

レンツィ首相（※当時）は非常事態宣言を出した

26日午前、余震のためアマトリーチェ中心部に続く道路が閉鎖された

人口は約2000人、名物のパスタ（アマトリチャーナ）の祭りが週末に予定されていた（※24日は水曜日）

死者は281人に達し、そのうちアマトリーチェで亡くなった方は221人

アマトリーチェ中心部に繋がる橋が損壊

余震が1000回を超え、救助活動にはのべ5000人を超える人々がかかわった

日本の宮内庁は、イタリアのマッタレッラ大統領に電報を送った

防災体制の不備を指摘する声も

「わずかな声や物音を聞き洩らしてはならない」

救急隊員は全神経を集中させ、生存者の捜索に当たっている（※このような過酷な環境は、惨事ストレスや急性ストレス障害を引き起こしかねない）

アマトリーチェでは8割の建物が倒壊

〇〇さん（77歳）
「簡易ベッドで毎晩寝ているが、腰が痛くてつらい。
この先はどうやって生きていけばよいかわからないが、とにかく生き残ったことに感謝している」

※個人情報を保護するため姓名は載せていないが、これは出葉による判断である

被害の多かった街はアペニン山脈沿いに集中している

イタリアの建造物に対する耐震基準（※地震対策法のこと）は新築にしか適用されていない（※詳細はこのブログの、朝日新聞2009/4/11の書き起こしを参照されたい）

INGV（※イタリア国立地球物理学火山学研究所）は「東京で起きていたらほとんど被害はなかった」と語る

2012年に開校したアマトリーチェの小学校が倒壊

「これは人災だ」
「対策していれば防げた」